AIに聞けば一瞬で分かる時代になった
先日、Pixel11のレビュー記事を書きました。書き終えて読み返してみて、改めて思ったことがあります。
昔の自分なら、記事の最初にスペック表をドーンと貼って、性能がどうとか容量がどうとか、数字をひたすら並べていたはず。でも今回の記事には、数字はほとんど出てきません。代わりに書いたのは、パスワード迷子になった話、数字キーの位置で何度も押し間違えた話、我が家の瓦をズームしてみた話ばかり。
これ、実は意識してそうしています。今はスペックなんて検索すれば一発、AIに聞けばもっと一発で教えてくれる時代。そんな時代に、ブログでいったい何を書くべきなのか?今回はその考えを、これからのブログ方針として残しておきます。
方針①:調べれば分かること、聞けば分かることは書かない
まず一つ目。調べれば分かること、聞けば分かることは、もう記事の主役にしません。
ひと昔前は「情報をまとめてくれている記事」にも価値がありました。メーカーのサイトをいくつも見て回るより、まとまった記事を1つ読む方が楽ですからね。
でも今は、そのまとめ役をAIが一瞬でこなしてしまいます。検索結果のいちばん上にAIの回答が表示されるのも、もう当たり前の光景になりました。わざわざブログまで来てもらって、AIでも答えられる内容を読ませるのは、正直もったいない。
じゃあ、AIに書けないことって何だろう?答えはシンプルで、「自分が実際にやってみたこと」です。我が家の瓦をPixel11で撮ったらどう写ったか。芝生の写真のファイル名が変わって困ったこと。こればかりは、AIがどれだけ賢くなっても私以外には書けません。
ちなみにGoogleも「経験」を重視していると言われていますが、その辺は調べれば分かるので深入りしません笑
この経験ってのはメインブログであるBonGreenではほぼ当たり前。このブログでは家づくりが、他者とは違う経験になると思っています。
方針②:スペックや数値は主役にしない
二つ目。レビュー記事で、スペックや数値を詳しく書くのはやめます。
ブログ歴「だけ」は15年あるので、これまで色々なレビュー記事を書いてきました。そして昔の自分は、とにかく数値を書いていました。性能、容量、サイズ…。公式サイトを見ながら、せっせと書き写していた気がします。
でもよく考えたら、その数値は公式サイトに正確に載っています。私がわざわざ書き写す必要はないし、写し間違えたら逆に迷惑。誰が書いても同じになる部分に力を入れるより、自分にしか書けない部分に力を使いたい。
| これまでのレビュー | これからのレビュー | |
|---|---|---|
| 主役 | スペック・数値 | 体験・使用感 |
| スペックの扱い | 詳しく書く | 使用感に関わる分だけ軽く |
| 伝え方 | 数値で説明 | 写真付きで見せる |
方針③:体験・使用感・写真を主役にする
三つ目。これからのレビューは、実際に使ってみた体験と使用感を、写真付きで書いていきます。
Pixel11の記事で言えば、こんな内容です。
- iPhoneから乗り換えたら、アプリのパスワードが分からずログインできなくなった
- 数字入力の切り替えボタンの位置がiPhoneと違い、何度も押し間違えた
- 芝生の成長記録の写真で、ファイル名が「PXL…」に変わってしまった
- 我が家の瓦を、iPhone12とPixel11でズームして撮り比べた
どれもカタログには一行も載っていない話です。でも、これから乗り換えを考えている人にとっては、スペック表よりこっちの方が参考になるんじゃないかと思っています。
そして写真。文章で「綺麗に撮れます」と書くより、実際の写真を1枚見せた方が100倍伝わります。瓦の上の鳥の糞(たぶん)まで写っていれば、ズーム性能は一目瞭然ですからね。
家づくりの記事も同じ考え方で
家づくりの記事も同じです。我が家がアイ工務店を選んだ最大の理由は断熱性能ですが、性能値を並べるだけの記事にするつもりはありません。
アイ工務店の家に1年住んでみた記事では、こんなことを書きました。
- 真冬の朝、玄関ドア1枚を挟んで室内13.4℃・室外-4℃。もちろん暖房なし
- 夏は冷房がすぐ効く反面、サーモオフで湿度だけジワジワ上がるという誤算
- 春と秋は、外より室内の方が少し暑く感じる
- 換気扇を回していると、玄関ドアが重くなって風切り音までする
- 締め切った寝室のCO2濃度が、夜には1500ppmを超える
断熱の仕様や性能値は、カタログや公式サイトを見れば分かります。でも「高知で実際に1年暮らしたらどうだったか」は、住んでいる人にしか書けません。
ちなみに、数字を一切書かないわけではありません。玄関の温度計やCO2濃度のように、自分で測った数字は立派な体験です。書かないのは「調べれば誰でも分かる数字」の方です。
選んだ理由=こだわりはしっかり書く
家づくりの記事では、実際の暮らしぶりと合わせて「なぜそれを選んだのか」もしっかり書いていきます。
例えば、周囲と一味違う外観にしたくて瓦を選んだこと。寒がりなので玄関ドアをイノベストD50に変更したこと。デザインテーマを「木目×ブラック」に決めたこと。どれもカタログには載っていない、我が家だけの判断です。
性能や仕様は調べれば分かりますが、「何を比べて、何を決め手にしたか」は家を建てた本人にしか書けません。これから家づくりをする人にとっても、一番参考になる部分だと思っています。
拘り屋さんの拘りポイント、これからも存分に語らせてもらいます!
スペックに触れるのは「使用感が変わるとき」だけ
とはいえ、スペックを完全に無視するわけではありません。使用感がスペックで変わる部分だけは、少しだけ触れます。
例えばPixel11のズーム。iPhone12の5倍ズームは粗くなるのに、Pixel11の5倍はくっきり写る。この差の理由は「光学5倍の望遠レンズが付いているから」です。写真の違いを説明するのに必要なので、ここは一言だけ書きました。
逆に言えば、使用感に関係ない数値は書きません。書くとしても詳しくは書かず、気になる人は公式サイトを見てね、というスタンスでいきます。
これから記事を書くときに気をつけること
自分への戒めも込めて、チェックリストにしておきます。記事を公開する前に、この5つを確認します。
- AIに聞けば分かることばかりになっていないか? 書くなら一言で済ませる
- 自分で体験したことが入っているか? これが記事の主役
- 自分で撮った写真があるか? 文章より写真で見せる
- スペックは使用感の説明に必要な分だけか? 数値の羅列になっていないか
- 困ったこと・失敗したことも書いているか? 良いことだけ並べない
これからの「みどまち・BonGreen」
AIが当たり前になっていく時代、ブログの価値は「情報」から「体験」に変わっていくと思っています。調べれば分かることはAIに任せて、私は私にしか書けないことを書く。
家づくりも、芝生の庭づくりも、Pixel11での撮影も、全部自分で実際にやっていること。ネタには困りません。
この方針で、みどまちもメインブログのBonGreenも更新していきます。数字は少なめ、写真は多め。これからもよろしくお願いします!
私の名前はボングリーン。スペック表はもう書き写しません。




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