前回の記事から、記事公開までかなり時間が空きましたが・・・。
「耐震設計不備」の問題発覚について紹介しましたが、その続きです。第2話。
そこに愛はあるんか
この重大な問題の解決に向けた第一歩として、アイ工務店・関係者による第1回話し合いが実施されました。今回のブログ記事では、その初回の話し合いで何が議論され、どのような問題があったのか整理します。
打合せに向けて日程の調整。事前にアイ工務店の方から複数人参加するとの情報が入ったので、こちらも対策を。いきなり多数決で負けてしまいそうなので。とりあえず構造のことなので素人にはさっぱりなので、知り合いの設計士を召喚するのは確定。まだ人数的に劣勢なので、助っ人何人かに声掛け、スケジュール調整の開始です。
揉め事が大嫌いな自分は、会議数日前から不眠気味です。精神的にかなり気が重い状態で会議に挑みます
事前に、家の耐震に問題があるやらないやら二転三転していたのでその説明もあると思います。
第1回 対策会議
対策会議はアイ工務店の展示場で行われました。久しぶりのアイ工務店の展示場でした。まさか家を建てた後にまた訪れることになるとは・・・。
で中に入るとアイ工務店側の人間が数人待ち構えていました。初めて見る方も何人か・・・。これは心拍数があがるぞ・・・。
一番奥の部屋へ案内され、ついに第一回対策会議が始まりました。
冒頭の謝罪系の挨拶はこの記事では省略。
我が家の耐震等級
結論から言うと、耐震等級は2でした(壁量計算)。一応補足しておくとアイ工務店は耐震等級3が標準で取れます。オプションで許容応力度計算という耐震計算をしてもらっています。
前回の記事で書きましたが、アイ工務店側からの返事で最初は「問題なし」だったものが「問題あり」になった理由として、耐震計算をする会社2社に依頼をしていたそうで、1社がセーフ、もう1社がアウト判定。そのセーフ内容を先に伝えてしまったとのこと。
問題の整理と原因
ここが今回の対策会議のメインコンテンツです。
まず、今回我が家が遭遇した問題は何かというと、注文は瓦屋根で許容応力度計算による耐震計算。しかし、間違えて屋根をガルバリウム鋼板で耐震計算してしまった。これが今回の問題。ガルバリウムと瓦屋根では重量が違います。同じ構造では軽いガルバリウム屋根の方が耐震的には強くなります。
では、なぜ瓦屋根を選んだのにガルバリウム屋根で計算してしまったのかと言うと、最初の仮図面がガルバリウムで、瓦屋根に変更せずにそのまま話が進んでしまったとの事。
召喚した我が陣営の設計士は、「そんな事ある!?」状態でしたが、素人の我々にはわからない何かがあるのでしょう!
解決案
アイ工務店が提示してきた解決方法は大きく2つ。さすがアイ工務店、対策会議開催までかなり時間がかかりましたがしっかり対策を練ってきていました。許容応力度計算はかなり時間がかかるそうなので待ったかいがありました。
瓦温存ルート(内部工事パターン)
注文通りの外観を維持する代わりに、家の内部工事(壁の補強など)をして、不足分の耐震を補う方法。主に階段回りの壁を補強するとの事。ただし、かなり大規模な耐震リフォームとなるので住みながらの工事は不可能との事で、ホテル住まいとなります。セキュリティーのため、工事完了後には玄関の鍵を交換してくれるそうです。
前回の記事で紹介した通り、書類上はガルバリウム屋根となっているため、長期優良住宅が取り消しになるようで、その場合に被る損害(住宅ローン控除や固定資産税、補助金等)は補填しますとの事。
軽量屋根ルート
注文した瓦を捨て軽い屋根材に張り替える事で耐震を満たす方法。アイ工務店からは何種類かの軽量屋根材の提示がありました。屋根の工事なので生活にはほぼ影響は無いそうです。
提示された軽量屋根材の中にスレート屋根がありましたが、さすがにスレート屋根は嫌だったのでその場で拒否反応を示してきました。なのでガルバリウム屋根が候補となるでしょう。この場合、屋根材が注文通りになっていないため、屋根にかかった費用を返金するとの事。額はざっくり100万ほど。いやアイ工務店の見積もりにいちいち細かく屋根工事費なんて明細ないから本当か分からんし・・・。
質問など
アイ工務店からの問題の説明・原因・対策対応の一通りの説明が終わった後、質疑応答の時間です。
事前にこちら側も作戦会議?をしていたのでアイ工務店側への質問を何点か、かなり緊張しまくりだった自分には仲間を連れて行ったので少し気が楽に。
設計士同士の専門用語混じりの質疑応答は素人にはさっぱり、だがどうもアイ工務店がにミスがありそうな感じ。しかし、このよく分からない会話が発生しただけでも設計士を連れてきた甲斐がありました。
こんな問題が起きているのでアイ工務店の言い分を100%信じるのも不可能なので、こちらでも許容応力度計算の依頼をして良いかも確認。当然、その場合の費用はアイ工務店が負担してくれるのか?と言う問いは見積もりを一度取ってもらえるとOKと返事。さらに心配なので2パターンの耐震計算の結果を出してもらうように要求しましたがOKの返事をもらいました。
2社に頼んでどちらかがアウトみたいな話を聞いた以上、どこに計算してもらっても満点の耐震等級3が取れる状況を確認したかったためです。
あとは書類上、ガルバリウム屋根ですが実際は瓦屋根で存在してしまっている我が家に何か問題あるのかなどなど、調べてもらうことに。
そして見積もりに入っていた許容応力度計算費用が20万+税ありましたが、これも返金してもらいたい事を伝えると、その場でOKをもらいました。
また、現状耐震等級2なのでもし対応までに災害等で何かが起きた場合、保険で対応出来ないときは何かしらの対応も取ってくれるとの事。
瓦パターンの説明では補強は壁のみの提案でしたが、基礎や梁には問題ないのか?補強は不要なのかも質問、問題ないとの返事をもらってます。
会議終了
今回の会議では、住宅トラブルに遭遇してしまった自分はストレスでぶっ倒れそうでしたが、終始アイ工務店側の真摯な対応を感じ取れたので少しホッとしました。アイ工務店側も全面的に非を認めており、逃げることなく我々たちの納得のいく解決を目指すことを宣言してくれましたのでとりあえず一安心です。
これで問題発覚から続く、謎の不眠生活から抜け出すことが出来そうです。
一安心、一安心。今回の会議では結論は出さず、とりあえずアイ工務店側に出している宿題の返事を待つことに。
結論:そこには愛がありました。
続く・・・。




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