先日、趣味ブログ「BonGreen」で思いついたタイムラプス撮影で開花の瞬間を記録する計画に使った監視観測用のカメラを紹介。良ければ趣味ブログのこちらの記事もどうぞ
この計画を遂行するのに必要なアイテムを購入しました。それがハンファ製の監視防犯カメラDVR-Z4です。このカメラにはインターバル撮影機能が備わっているとの事で、要はタイムラプス撮影と同じ機能です。格安監視カメラをタイムラプス撮影に使用する記事です。
タイムラプス撮影とは
長時間の動きを短時間にまとめて見せる映像技法のこと。一定の間隔で写真を撮影し、それらを連続して表示することで、花が咲く様子や星空の移り変わりなどを、ショート動画にまとめているもの。短い動画なのでSNSでアップもしやすい。
DVR-Z4購入
Amazonで格安の監視防犯カメラだったので購入。梱包は非常にシンプルな段ボール。さすがAmazon2日以内で届きました。非常に軽くコンパクトにまとめられています。
目的
記事タイトル通り、タイムラプス動画を作りたいという思いから。他にもっと高性能なタイムラプス撮影可能なカメラは山ほどありますが、圧倒的なコスパに優れたこのカメラを購入。タイムラプスが飽きれば本来の使い方である監視カメラとして工房で使えそうですね。
内容物
この6,000円台でここまで付属品がそろっていると驚きますね。中国語表記ですがSanDisk製のマイクロSDカード(正確にはマイクロSDHCカード)32GBもついてきています。乾電池式のカメラですので乾電池さえ用意すればすぐに撮影開始可能です。
他にも固定用のベルトやスタンドと固定用のビス、そしてビスを止める下地が無い場合を想定して固定用アンカーまで付いています。USBケーブルまで付属してましたが使用用途が分かりません。付属USBを使用してPCからデータが読み取れることが分かりました。
設定
乾電池を入れテストモードで起動します。必要な乾電池は単三電池4本です。こういった使用用途ではマンガンよりアルカリ電池の方がいいと思いPanasonicのEVOLTAを買ってきました。
静止画設定
画素数設定ですが1MP(1280×720P)~12MP(4608×2592P)までの間で指定できるようです。撮影した画像はブログでの使用やSNSでアップする程度なので低めの画素数設定をしました(2MP・1920×1080P)。自分のブログで使用する画像サイズは大きくても幅1200px。
静止画フォーマットはJPEG形式
動画設定
静止画に比べると動画は画素数は控えめになっています。最高でFHD(1920×1080P)サイズの撮影になっています。最近よく耳にする4Kや8Kほどの画質をこの価格で望むことは贅沢ですね。最低画質である320×240Pはどういう場合に使うべきなのか・・・悩みますね。ただ画質を落とせばその分、動画ファイルが小さくなる分、長期録画が可能となります。なので鮮明な映像は不要で監視程度の記録であればありですね。とりあえずHD画質である1280×720Pに設定しておきます。
ビデオフォーマットはAVI形式
インターバル撮影(タイムラプス)
タイムラプス設定で悩んだのがこの設定。画像を見てもらえると分かりますが設定上に「標準」、「タイムラプス」、「オフ」の3種があります。オフはそのままの意味で分かるとして、悩んだのが標準とタイムラプスの違いです。実際に両方の設定で撮影してみてこの違いが判明しましたので紹介します!ちなみにですがどちらも撮影間隔は自分で自由に指定できます。
「標準」と「タイムラプス」の違い
より手軽にタイムラプス動画が欲しければ設定は「タイムラプス」がオススメです。それは撮影から動画まで全て自動でやってくれます。設定「標準」にすると動画は作られず、指定していた間隔で撮影した静止画が保存されています。つまりタイムラプス動画にするには編集して繋ぎ合わす必要があります。「タイムラプス」設定より少々手間がかかりますが、その分、BGMの追加や再生速度を調整したり、静止画のレタッチやトリミングなどの加工を施してから自分好みのタイムラプス動画を作り上げることが可能となります。また、自分はブログにも写真を掲載しますので1枚1枚データとして残っているのはありがたいです。
編集はメンドクサイ、静止画の記録は不要ですぐにタイムラプス動画が欲しい方は設定「タイムラプス」 自分で自由に編集・加工したい方、静止画データも欲しい方は設定「標準」がいいのかなと思います。
ちなみにですが「標準」で撮影し、つなぎ合わせた動画はこちら↓
「タイムラプス」でお手軽製作した動画はこちら↓
編集
説明した通り「標準」で撮影したデータをタイムラプス動画に編集する必要があります。インターネットで検索すると様々なアプリやソフトが出てきますね。自分は「Windowsムービーメーカー」で編集し繋ぎ合わせました。※現在ムービーメーカーは配信が終了しているとの事
非常にシンプルで動画編集に不慣れな自分でも扱える動画編集ソフト。BGMを追加したり再生速度も変更可能で、数分で作業完了!!撮影枚数が多いと読み込みに時間がかかる可能性はあります。カメラで撮影したファイルを取り込むと字幕で「Wildcamera」の字幕がすべてに入ってしまいましたが後ほど削除。
監視カメラDVR-Z4はマイクロSDカードにデータを保存します。パソコンやスマホで編集するにはマイクロSDカードからデータを取り出す必要があります。自分のパソコンにはSDカードスロットしかないのでマイクロSDカード変換アダプターを使って取り込みます。※付属のUSBケーブルを使ってパソコンから読み取れます。
android端末だとマイクロSDカードのスロットがある物も多いので差し込んで読み込んでもいいでしょう!もっているAmazonのFire HD10でも読み取ることは可能でした。iPhoneの方は一度パソコンなどに取り込んで転送する必要がありますね。
実践
インターバル撮影により製作したタイムラプス動画はこちらの記事からどうぞ!それぞれの撮影状況が分かります。
感想
カメラ本体はプラスチック製でかなりチープな印象を持ちましたが撮影さえ出来れば問題ないので。また値段も6,000円ほどと考えると妥当でしょう!マイクロSDカードまで付いてきてこの価格は素晴らしい!
実際に撮影してみてやや不便と感じた事はオン・オフのスイッチが小さくカバーを空けた所にあるので少々めんどくさい、ひと手間が発生する事ですね。
今回は使用していない機能ですが赤外線撮影も可能で、白黒画像になりますが夜間でも撮影が可能です。
今回でタイムラプス動画の面白さが分かったのでもう少しお金を貯め、いいカメラを買いたいと思いました。個人的に狙っているタイムラプス用カメラ、かなり高価になりますが画質など格段に上がっているはず。↓↓↓
コメント
こんにちは。私も外来動物に悩まされ購入しました。今日どんな映像がとれるのかな。