趣味資金を運用しています。個別株を持つことで配当以外に株主優待を貰うことが出来たりします。これはETF投資には味わえない楽しさですね。ただ全ての銘柄に優待が設けられている訳ではありません。また、優待を行っている企業でも今後廃止する銘柄もあります。(逆に優待制度を始める企業もある)株主優待を目的に投資する場合、しっかり吟味して投資していく必要が出て来ます。
今回は、日本を代表する証券取引所(東証や大証)を運営する「日本取引所グループ(8697)」から頂いた株主優待「QUOカード」が届いたので報告します。
日本取引所グループとは
日本の株式市場を運営している会社。具体的には東京証券取引所(東証)、大阪取引所、東京商品取引所などです。東証という名前はよく聞くので知っている人も多いと思います。日本取引所グループ(JPX)は2013年に東京証券取引所グループと大阪証券取引所が経営統合して生まれた会社です。
日本にはたくさんの企業が上場しており、その市場を運営するほぼ独占的な企業。そのおかげで営業利益率は50%以上と超高収益企業となっています。
株主還元
自社株買い
株主還元の1つですね、この自社株買いと言うのは。企業が自分の株式を購入することで株価を上昇させて、株主に恩恵を与えてくれます。株価が上がればそれだけ売却時に利益が確定することになります。
毎年では無いですが定期的に自社株買いを行っていますね。また自己株式の消却もやっています。ただ個人的には、ここの株は売却や追加投資もする予定がない、ただただ長期保有予定なのでそこまで重要視している株主還元ではありません。配当の方にお金使って欲しいなと思っています。
配当
過去の実績をみると、何度か減配した年はありますね、ただ増配もかなりの回数した実績もあります。配当性向は60%程度を目標にしているので業績が上がれば自然と増配してくれるでしょう!利益の半分以上は株主に配当として還元していることになるので嬉しいことです。
株主優待
100株以上、保有すればQUOカードがもらえます。肝心な金額は1,000円〜4,000円です。長期間の保有でQUOカードの金額が上がる制度となっています。1年毎に1,000円アップです!なので3年以上保有すれば4,000円のQUOカードが手に入ります!
趣味資金運用は長期計画なのでこのルールはありがたいですね!
高知県にはQUOカードが使えるホームセンターがあるので趣味用品を買うのに助かります。
運用状況
100株保有しています。とても素晴らしい会社なのでもっと保有したいと思いますが、いくら株数を増やしても優待に変更はありません。なので最低限の100株保有でとどめています。毎年6月にはクオカードを貰っています。
2023年5月26日現在の株価が2300円ほど。配当は2023年の年間配当予想が57円です。(2022年の年間配当金は63円でした)つまり配当利回りは2.5%弱。けっして高配当とは言えません。しかし、現在4,000円のQUOカードをもらっているので、配当+優待の実質利回りは4.2%という計算になります(100株×配当57+優待4,000)。長期保有前提ですが、実質高利回り銘柄となっています。
なかなかのリターンをもたらしています。配当が増配されればさらに実質利回りは高まりますし、考えたくないですが万が一減配されたとしても長期優待のおかげで実質利回りはある程度確保出来ると思っています。
趣味活動になくてはならない銘柄です。
まとめ
今後の懸念 リスク
株主優待制度を取り入れている企業は沢山ありますが、最近ニュースで優待制度を廃止する企業が増えていることを知りました。理由は単純に企業の業績悪化やコスト削減、他には海外投資家は優待の恩恵を受けにくいなどなど。自分が保有している銘柄ではJTやオリックスは廃止が決まっています。
JPXがいつまで優待を続けてくれるのか分かりませんがQUOカードがもらえる限りは保有し続けます。仮に優待制度が廃止されてもQUOカード分の金額が配当として還元されるならアリです!
QUOカードの使い道
もちろんホームセンターで趣味に関する物。工房資材に使っていきます。
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